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会社の解散価値とPBR

 投稿者:いつかの貴公子  投稿日:2019年 9月22日(日)10時56分58秒
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  ウサギさんが戻って来られても、銘柄紹介などの気の利いた事が出来ない私は、
折に触れて考えた事を投稿するしかなさそうです。
ここ数回は株価指標に纏わる事を述べています。


さて会社の純資産と言われるものは、資産から負債を引いたもので、バランスシート
(貸借対照表)に記載されており、別名解散価値とも言われています。

会社が事業を止め解散した時に、どうするかというと、まず売掛金、仕掛品などを現金化
するでしょう。次に建物、土地などの固定資産を売却するでしょう。


このように資産を全て現金化して、そこから負債を払います。負債の中の、先ず税金、
社会保険料負担分を払い、次に従業員への未払い給料、退職金などを払います。

次に借入金を返し、そして買掛金を払い、残った現金が漸く純資産、すなわち株主に帰属する
解散価値になるわけです。「株主の権利」といくら声高に言ったところで、利害当事者の中では
一番優先順序が低く、最後に残ったおこぼれです。


さてその解散価値を一株当りに置き直し、株価がそれに対し何倍に買われているかを示す指標がPBR。

PBRが0.6程度だったので買った富士フイルム、ところが私が狙ったのは当然値上がり益、
キャピタルゲインの獲得です。すなわち株価が解散価値以下であったとしても、その会社が解散して
その解散価値のおこぼれにあずかろうとは、これっぽちも思って無かったんですね。当然の事です。


私が本格的に株式投資を始めた5年ほど前から今に至るまで、上場会社で解散して、純資産を
株主に還元した会社など1社もありません。過去を遡っても殆ど無いのではと、思います。

ということは、解散価値の倍率のPBRなど、現実面では何の意味も持たなく、
個別銘柄検討には意味が無い事が分かります。私は、それ以来、銘柄検討する時は、
PBRは無視しています。


ただし、日経平均などのマクロ指標を検討する時は意味があると考えています。
先週末時点での日経平均225社の、一株当り純資産は20071円です。

私はここ当分の間、日経平均の下値は、この値の20000円位だと考えています。
極端な悪材料で20000円を割ったとしても、時間の問題で戻すと思います。


何故かというと、日経平均で市場参加者が意識しているのが、このPBR=1の値で、株価指標が
本当に意味を持つのは、その指標本来の意味合いでは無く、株式投資の際にその値を意識し、
実際にその値を参考にして取引する市場参加者がいるという事からだと考えています。
 
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