マルクスと凄い仲間の諸問題
弄くりましょう。役に立つかも知れないから(旧撫左翼書込保存館)
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これは独断だ!
投稿者:
TAMO2
投稿日:2004年10月17日(日)13時16分14秒
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ボグダーノフはけっしてマルクス主義の研究に従事せず、この研究によってすでに以前に獲得さ
れた結果を生物学とエネルギー論の用語の衣装に着かえさせることに従事している。この試みの
すべては初めから終りまでなんの役にもたたない、というのは、「淘汰」、エネルギーの「同化
と異化」、エネルギー論的バランス等々の概念の適用は社会科学の領域に適用する場合には、
#空文句# であるから。実際に、社会現象のいかなる #研究# も、社会科学の #方法# のいか
なる解明も、これらの概念の助けによってあたえられることは #できない# 。
--------
これではアナロジーで論じることは出来ない。たとえ反動的な結論のためではあっても、進化論
でもって社会を論じることは「出来なかった」のか?
若い日の小生が、何に怒っていたか、だんだん思い出してきた。
そのあと、レーニンはマルクスの言葉を引用しているが、その結論はかなり酷い。マルクスは、
ランゲの「具体的分析のなさ」を批判しているのであって、アナロジーを行なうことを批判して
いるのでは断じてない! 方程式が同型ならば、あらゆる森羅万象が同じ方程式名で呼ばれる。
(Laplace equationとか、拡散方程式とか)
-----------
マルクスは、一八七〇年六月二七日に、クーゲルマンにあててこう書いている、「ランゲ氏は
(『労働問題……』の第二版で)僕をひどくほめそやしているが、そのねらいは自分自身に重み
をつけようというのだ。すなわち、ランゲ氏は一大発見をしたわけだ。全歴史をただ一つの大き
な自然法則に包摂することができる、というのだ。この自然法則は《Struggle for life》つま
り生存競争という #空文句# (ダーウィンの表現もこんなふうにつかわれるとたんなる空文句に
なってしまう)であり、この空文句の内容はマルサスの人口法則あるいはむしろ過剰人口法則で
ある。したがって、《Struggle for life》 が、特定の社会形態において歴史的にどのように
現われるかを分析するかわりに、具体的な闘争をすべて《Struggle for life》という空文句に
置き換え、さらにこの空文句をマルサスの『人口幻想』に置き換えようとするものにほかならな
い。これは――気どり屋で、物知りぶり、うぬぼれの強いほか者や知的怠け者にとっては、非常
に深遠な方法と見えるにちがいない〔32〕」。
ランゲにたいする批判の基礎は、マルクスにあっては、ランゲがとくにマルサス主義〔33〕を
社会学におしこんでいることにではなく、生物学の概念一般を社会科学の領域にもちこむことは
#空文句# である、という点にある。このようなもちこみが「よい」目的でくわだてられようと、
あやまった社会学的結論を補強する目的でくわだてられようと、このことによって空文句が空文
句でなくなりはしない。そして、ボグダーノブの「社会的エネルギー論」、その社会的淘汰の説
のマルクス主義への併合も、まさにこのような空文句である。
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